仕事が出来る人の手帳術

 突然ですが、あなたは手帳を持っているでしょうか?
 スマートフォンや携帯電話といったデジタル化が進んでいる今ですが、手帳はスケジュールを管理でき、仕事に関するメモやその日の出来事、家計簿まで書き込める事が出来ます。
 どうやら、仕事能力が高い人というのは、この手帳の活用術がとても上手いのだといいます。
その証拠に、ここ最近は手帳の活用術についてのノウハウ本も売れに売れています。今回は、そんなノウハウ本の中から掻い摘んでお話していきたいと思います。

 まず、あなたのスケジュールはどんな風に管理されていますか?
 年間制、月間制、週間制、日にち制。この中でおすすめするのはズバリ全部ですが、出来れば月間制と週間制にプラスアルファで時間がマスで分けられているのがいいと思います。
 そしてあなたに家族がいるのならば、そこに家族の予定も書き込まれているとよりクオリティーの高い予定表になります。
 それはなぜかというと、それぞれの予定を書き込む事により、余暇の時間が把握出来るから。
 というのも、仕事が進まないと嘆いている人のほとんどは、自身の余暇がどれほどあるのか分からず、仕事の進める時間配分をきちんと取れない人なのだというのです。そこで、自分や家族、仕事全体のスケジュールを書き込んでおく事により、どこに余暇があるのか把握でき、それに合わせた仕事の時間配分を組む事が出来るのです。
 また、仕事で知った事ややるべき事などをメモする手帳を持つ人は少なくないと思います。
 そこで、出来ればこのメモはスケジュールと一緒に書き込めるようにすると更に効果的。
 いつ、どこで、誰に言われたかなどをメモっておいたりすれば、スケジュールがより効率のいいものになるのではないでしょうか?

 ここ最近は、こういった手帳の機能に加え、看護師や助産師にとって必要な知識や技術、使用する薬などが記された、いわばミニ教科書のようなものもあります。
 そこには辞典のように医療用語の意味なども記されているので、知識の浅い新人からブランク明けの中堅、ベテランまで安心して読み、活用する事が出来ます。
デジタル化がすすみ、なかなかアナログにはもう手を出せないという方も少なくありません。が、ペンを持ってスケジュールを思い出し思い出し書く事で、よりその項目に対しての知識や関心が高まります。
そこで、付箋やマーカーなどを活用してデコったりするという人も少なくありません。これは自身のモチベーションを保つ為にする方が多いようです。